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Last-modified: Thu, 12 Sep 2013 22:35:46 JST
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軽量マークアップ言語(Wiki文法)の勧め

About

自分の情報を整理(して発信)するシステムにはいくつか種類があって、それらはCMS(Content Managerment System)と呼ばれ、例えば「Wiki」や「Blog」大枠では「SNS」などがこれにあたる。ご存じの通り、これらはHTMLなどの言語を扱うことができなくてもテキストを入力していくだけでページが完成してしまう。本質的な作業である記録に集中出来るし、特に必要な技術もない。作業記録やノートの代わりにWebやPCのデータを扱うのは今じゃ当たり前。最近のBlogやSNSでは「MicrosoftOffice.Word」のように、部分的に文字を太くしたり、色を付けたりを入力の段階で分かり易く編集することができるものもある。ノートとほとんど変わらない。

その中でもWikiは、特殊なテキストの入力方法によって文字の色や大きさ、段落を指定するシステムになっているのがほとんどである(厳密にはマークダウン系と呼ぶべきか)。一見億劫に見えるかもしれないが、Wikiにはそれなりの利点があるのでメモがてらまとめておく。特に理系の学校へ進もうとしている人たちへおススメする。ノートをとってそれを綺麗にまとめるな、とは言わないが、どうせPCを使うなら綺麗なデータを作る努力が必要になると思う。特に今の時代。情報系なら殊更。今じゃ中高生が当たり前のようにPCを扱っているから、態々こんなことを書くまでもなく、自分より高度に使いこなしているのだろうけれども。

何故Wiki文法が良いのか

フォーマット(体裁)が統一される

Wiki文法を活用して日記や記事を書いていくと、自然とフォーマット(体裁)が統一される。つまり、見てくれが一律になる。これは読みやすさにおいては重要なことで、例えば参考書を読む場合などに、章題の見出しや、本文の文字の大きさがバラバラだったりすることを想像してみれば良い。もちろん自分の中でルールを決めて、編集する際に気を付けていれば、Wiki文法を用いなくても記事のフォーマットは統一されるかもしれない。しかしながら何ページも書き連ねていけばミスをする確率はドンドン上がっていく。ノートの書き方が最初と最後で変わっていた人、要注意である。

この利点は不特定多数のユーザで編集する場合にも発揮されて、自分だけのルールを持ちにくいので、自然とページの見た目が似てくる。

段落分け、項目分けが洗練化される

Wiki文法を利用すると、ある程度はページの構成が制限されてしまう。例えば1ページ以内の章立て(階層)は3階層までであるとか、そういうことになる。つまり自然と構成がしっかりされてきて、ちょっとした校正のみでページの内容をスッキリさせることができる。

デザインの変更に強い

Wiki文法を利用すると、先の通りある程度フォーマットが統一されるのでデザインの変更には凄く強くなる。例えば、ある見出し(章題)の背景を変更する、であるとか、そういう変更に至極強い。これはページ量が増えるごとに効力を発揮するハズである。

キーボードだけで操作が完了する

Wiki文法は覚えるまでの学習コストがかかるモノの、一度覚えてしまえばキーボードだけで操作が完了する。文字を大量に入力する場合には便利である。例えば「この文字を太字にする」なんて時に、いちいち「太字にするボタン」を押しに行かなくても良い。章立ても然り。キーボードだけで入力が完了するというのは存外助かる。思うに「リスト形式」の表記は、Wikiの入力形式が一番やり易いのではないかと思う。

階層構造が作れる

何かをまとめる場合に、階層構造が作れるのは非常に都合が良い。Wiki文法が導入できるほとんどのシステムで、階層構造が作れるハズ。例えば「数学」の中の「数学A」の中の「確立と統計」などと階層構造が作れる。一つのページに書き連ねていくのは非常に見難いし、かといってそれが上手くグループ化されていないのもヨロシクない。それぞれをまとめたページが隣接する分野かどうかも分かり難いし、親子構造・階層構造は直感的に分かり易い、所謂「しおり」の様な効果を発揮する。

似た要素として「タグ付け」がある。タグ付けも勿論使い勝手が良い。例えば親子構造ではAのグループに属しているんだけれども、内容的にはBとも関連がある、なんて場合には「タグ」で仕分けするのが良い。一方タグのみでは階層構造が作り難いので一長一短であるが、どちらも使える環境がベストかもしれない。タグは気をつけておかないと不用意に増やしすぎてしまう恐れがある。

サービスを引っ越ししやすい

ややへビーユーザ向けの話。Wiki文法を利用していれば、他のシステムに記事を移植したい場合などに、比較的容易に引っ越すことができる。Wiki文法にも様々なモノがあって、例えばPukiWikiやMediaWiki、DokuWikiといったそれぞれのシステムで異なるが、それでも数は限られてくる。MediaWikiタイプの文法を採用しているプラグインやBlogシステムもチラホラ見かける。不特定多数のフォーマットを持ったBlogなどと比較すればまだ引っ越しやすいハズである。

プラグインや外部サービスなどとの連携がしやすい

開発ができる人やヘビーユーザ向けの話になるが、Wiki文法はそのルールが統一されているためにプラグインや外部サービスとの連携が比較的行いやすい。例えば「章題だけ一覧にする」であるとか「ページ内に存在するリストを一覧する」とか「そのページより下位にある章題を一覧する」とか、そういう機能を開発しやすいし、またプラグインとして提供されていることも多い。これはルールが限りなく不特定多数に近いBlogシステムなどでは実現が困難であるし、また自分でその様なプラグインやシステムを作ったとして、少しフォーマットが変更されるだけで、それらを作り直す必要が出てくる。