dc:title の書き方
サブタイトルなどの複数のタイトルを設定する
複数の title を設定することときは、meta 要素を利用します。一般には、タイトルの種類、例えば "メインタイトル" や "サブタイトル" を示すために複数のタイトルを示すべきで、異なるタイトルを付けるために使いません。また複数の title を設定するときは、1番上のタイトルがメインタイトルとなるように設定する必要があります。
まず dc:title 要素に唯一識別できる id 属性とその値を設定します。次いで、その id を参照する形で meta 要素を追加します。meta 要素の属性 refines に、先に dc:title の id 属性設定した値を設定します。このとき、その先頭に # を付けます。また meta 要素が示す情報を示すために property 属性を設定します。ここではタイトルの種類を示すので、値は title-type です。
<metadata xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"> <dc:title id="title01">タイトル1</dc:title> <meta refines="#title01" property="title-type">main</meta> <dc:title id="title02">タイトル2</dc:title> <meta refines="#title02" property="title-type">edition</meta> <dc:title id="title03">タイトル3</dc:title> <meta refines="#title03" property="title-type">short</meta> </metadata>
meta 要素の値は、次の6種類が用意されています。
- main : 主題
- subtitle : サブタイトル
- short : 省略されたタイトル
- collection : シリーズ
- 巻数を示すためには使っていないようですが定かではありません。
- タイトルが異なるが、同系列の作品であることを示すために利用できそうです。
- edition : 第X版
- expanded : 拡張
- 利用用途が定かではありません。