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Last-modified: Wed, 23 Jan 2013 10:50:12 JST
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はじめての論文を書く

About

 論文を書いたことがある人には不要な内容だと思います。まずこのページの内容を端的に列挙しておきます。全て読まなくても、こういう内容が書かれています。

  1. HowToWriteを探す必要はない。
  2. まず同分野の先人が書いた論文を読む。そして参考にする。
    • 学生が書いた論文が比較的読みやすい。
      • 同研究室の先輩か、あるいは見知った技術の論文が読みやすい。
  3. 書いてみる。
    • 続く内容はここに書かれていないので、とにかくまず書く。

まずは書くこと、"How to Write、論文はこう書く"は読まれない。

 基本的に"論文はこう書くべし"なるページは読まれない、と思っています。そんな情報はWebに散乱しているし書籍もたくさんあります。しかし一体どれだけの人が読んでいるのでしょうね。もしかしたら多くの人に読まれているかもしれませんが、私が初めて書いた論文の時などは全然読みませんでした。それは私が劣等生だったからかもしれませんが、まず面倒くさがって読みません。だからこの文章も本当は読まれないのが良いのです。それよりもまず読むべきなのは同分野の先人が残した論文であるし、やるべきなのは先ず書こうとしてみて、書けないところ、分からないところを明確にすることです。しかし、もし初めての論文を書く前にこの文章を読んでいるなら焦らないでください。読むのが嫌いで苦手な人も書く前に1本で良いので読むべき論文を決めましょう。

 同じような境遇にいる人たちへ。論文は自分で書いて、参考にしたものと読み比べて、恥をかいて、また書いて、そうして自分の歴史に学びながら書くものだと私は思います。添削を先生や先輩にお願いすることもあるでしょう。それでも書かなければ中々満足のいく論文は書けません。もしかしたら論文を書くこと自体はあまり好きでないかもしれませんが、そうであっても論文を書く必要も出てくるでしょう。しかし残念ながら書かなければサッサと書いて片づけてしまうこともできないのです。多くの時間がかかります。しかし書くしかありません。まずは書くことです。

(2013,01,23)

論文を書く前に読むべき論文

 あなたが初めて論文を書こうとしているときに、その分野の論文の1本でも読んだことがなければ論文は書くことができないでしょう(稀にいる書くことができる人はこれを読んでいないでしょう)。あなたが書こうとする論文の分野には"独特の文章表現"や"標準的な言い回し"などがあるはずです。言うまでもなく多くの人は初めての論文を書く前に誰かの論文を見て参考にしようと思うはずです。

 これはもう間違いがないことで、特に学生の内は先行研究を調査している間にいくつかの論文を収集するはずだから、まずはそれを読んでどのようにして書かれているかをチェックするのが良いと思います。とはいえ学術論文を読む作業が苦痛と感じること人もいるでしょう。何せお堅い文が延々連なっているのだから。私もよほど興味のある分野でなければ苦痛です。研究している作業のほうが楽しい人はほとんどそうでしょう。

 そういった場合には、まず学生の書いた論文を読むのが良いかもしれません。それは極めて優秀な学者が書いた論文ではないですし、同じような(あるいは下のレベルの)年齢・経験値の時点で書かれたものでしょう。比較的読みやすいと思います。それが自分の研究室の先輩や見知った技術の論文であればなおのことです。卒論であるなら昨年度の先輩の卒論を読めば十分です。しかし読みましょう。

このページの補足