VisualStudioで文字コードを変更する
About
VisualStudio(ここでは2012)では、扱われる文字コード(Encode・エンコード)は基本的に「UTF-8」で設定されています。基本的にはUTF-8で問題ないですし、UTF-8自体は優良なフォーマットと思いますが、必要に応じて文字コードを変更する必要が出てきます。例えば外部のソフトウェアやスクリプトと連携して動作させるプログラムを実行する際、そのリソースや実行ファイルの文字コードが影響を及ぼす可能性があります。そこでVisualStudioで扱われているUTF-8形式のソースコード(テキストなどのリソース)を別の文字コードで保存する手順についてまとめておきます。
どうやらVisualStudio2012以前のVisualStudioにはデフォルトのエンコードを設定する方法はないようです。
私はHLSLで記述する「エフェクトファイル(.fx)」をコンパイルする際にASCII(SJIS)に変更する必要が生じました。参考までに。
How To
ここでは VisualStudio2012 で解説していますが、他のバージョンの場合も殆ど変わらないともいます。
それほど難しいことはなく、対象のソースコード(テキスト形式のファイル)を、メニューの [ファイル] から [名前を付けてファイルを保存] します。その際に [上書き保存] のプルダウンボタンを開いて [エンコード付きで保存] を選択します。次いで表示された [保存オプションの詳細設定] の項目 [エンコード] を任意の文字コードに変更します。見ての通りデフォルトでは [UTF-8] となっています。選択の後 [OK] を押して保存を実行すれば文字コードの変換は完了しています。 |